吉川利彦 東京の美術館について知る
吉川利彦がお送りします。
暑いこの夏には、やはり室内で過ごすことも多くなりますね。
そこで、室内で楽しめるものとして美術館について皆さんにご紹介したいと思います。
東京都美術館の全て!都内有数の美術館を知る
東京都美術館では、世界の名画を楽しんだり、現代作家の作品に親しむことが出来ます。
また作家や作品をめぐって繰り広げられる様々なコミュニケーションの活動に参加できる場でもあります。東京美術館の建築について
旧館の建築について
大正15年5月1日に開館しました。 建築家岡田信一郎の設計で四方の入口に列柱を配したヨーロッパ古典主義の建築です。 列柱を仰ぎ見るように階段を上がり、正面入り口から広間をまっすぐ進むと彫刻室に下りる階段に出ます。吹き抜けで天井が高く、光に満ちた明るい空間。それをぐるりと取り囲むように地階に工芸陳列室、事務室や食堂、主階に絵画陳列室がありました。
新館の建築について
現在の建物は昭和50年9月に施工しました。設計は株式会社前川國男建築設計事務所によるものです。日本のモダニズム建築の巨匠・前川國男は公共建築の設計では広場やロビー、レストランを重視しています。 エントランスホールを含むメインフロアは地下1階に設定され、機能ごとにブロック化された公募展示棟、企画展示棟、文化活動棟に取り巻かれたエスプラナードから、地下1階の広場へ求心的に導くよう計画されました。この配置は外部空間を外せず、しかも公園とつながりを求め、なおかつ館内導線をわかりやすくするよう意図されたものです。
東京都美術館の役割
①現代作家が作品を発表する公募展
選抜公募団体の「ベストセレクション展」や「新鋭美術家展」
②自主企画展 「生きるための家」展のような造形表現を広くとらえた展覧会
「福田美蘭展」のような現代作家展
障害のある方の美術展
③アート
アートを通して人々のつながりを育むアート・コミュニケーション活動にも力を入れており、すべての人に開かれた「アートへの入口」を目指しています。
展覧会を出展する、子供が訪れる、芸術家の卵が産まれる、鑑賞を「体験」としてより深める場所になるよう様々な体験プログラムが用意されています。東京都美術館の見どころ「アート・コミュニケーションプログラムとは?」
アートを媒介として、人々のつながりを育む活動をしています。 美術館が作品を鑑賞する場にとどまらず、鑑賞を「体験」として、より深める場所になるように、様々なプログラムを実施しています。
とびらボード
東京都美術館の特別展では、中学生までのこどもたちに磁気式お絵かきボード「とびらボード」を貸し出しています。 とびらボードは、消したり書いたり自由自在。展示室内で気に入った作品をじっくり観察して、スケッチにチャレンジできます!
ワークショップ
子供から大人まで楽しめる内容で企画され、鑑賞や造形のプログラムが開催されます。 展覧会に連動したプログラムや、展覧会の内容をモチーフにした子供向けのワークショップなどが開催されています。
ミュージアムスタート あいうえの
上野公園に集まる9つの文化施設が連携し、子共たちの「ミュージアム・デビュー」を応援するプログラムです。 子供と大人がフラットに学びあえる環境を創造します。 見る・聞く・話などの体験を通じて、子供たちにミュージアムの楽しさを伝えることを目的とします。
参加者の声
“私も大英博物館展を見て来ました。GW中は待ち時間20分~30分!”
英国の博物館も見て来ましたが、団体旅行ではほんのちょっとと言う感じ。なのでどんなものが置いてあるのか見て来ました。まあ~見ておいてイイものでした。私的には、金製品に興味津津!展示方法にも色々考えられたパネルが設置されていました。5.22までですので・・・・。祭日には入場に待ち時間が有るかも。時間にはゆとりを持って出かけて下さい。入口近くにチェスの置物と一緒に写真が取れる所あり、注意! ショップにも製品がゴロゴロ!入場半券で「鳥獣戯画展」の割引あり。“大英博物館展に行きました”
ここはシニア料金が設定されてお得な料金で鑑賞できます。いつも特徴のある展示をしますから楽しみにして鑑賞にいきます。国立博物館と同じ上野公園にありますので私はいつも見る事にしています。解説も興味を引くように丁寧になされており、読んでみるとうなずけることが多いです。ショップも展示に会わせてのグッズ販売と、過去の展示のグッズも販売しています。
今回は美術館とはどういったものであるのか、
東京の美術館ではどのようなものを感じ、得られることができるのか、原点的なところを追及してみました。
常に色々なものが様々な美術館で展示されています。
その時の気分に合わせて美術館を選ぶのも楽しそうですよ。
それではこのあたりで、、、
吉川利彦がお届けしました。