吉川利彦 ポーランドの陶器
吉川利彦がお届けします。
ポーランドの陶器をご覧になったことがありますか?
とても鮮やかですが、
優しい家庭に馴染む雰囲気の陶器です。
まずは下記をご覧ください。
人気上昇中♪ ポーランド陶器専門の隠れ家的雑貨店「おさらや」
ぽってりとした形に愛らしい絵、素朴な風合いが魅力のポーランド陶器。最近日本でも人気が高まっていますが、まだまだインターネット上での販売が主流。実際に見て、手で触って選びたい、こう思う人は多いはずです。そんな願いが叶う、すてきなお店を見つけました。住宅街にある陶器好きのパラダイス
JR山手線の大塚駅と巣鴨駅から、それぞれ徒歩7分。「おさらや」は閑静な住宅街に、ひっそりと建っています。こんな所にこんなお店が・・・。不思議に思いながら店内に足を踏み入れると、色とりどりの食器が並ぶ棚が迎えてくれます。
ここで扱っているのは、ほとんどがポーランドからの輸入食器。マグカップや大小のお皿、ミルク入れ、スプーンなど、どれもひとつひとつ丁寧に職人により絵付けをされた愛らしいものです。これらが生まれたのは、ポーランド南西部のボレスワヴィエツ。よい土がとれることから、陶器産業が発達してきた町です。
その特徴は、バラエティ豊かな手書き模様。「クジャクの目玉」と呼ばれる丸い模様が伝統の柄で、ほかに花や水玉、幾何学模様のものも見られます。
北ヨーロッパのほかの国の陶器と比べ、素朴なあたたかみが感じられ、とってもすてきです。店長さんのお皿への思いが詰まったお店
店長のよしきゆきこさんに、お店についてお話を伺いました。
よしきさんがポーランド食器と出会ったのは、今から20年近く前。当時、雑貨店でたまたま購入したお皿が最初でした。
そのお皿をとても気に入ったものの、裏印を見てもどこのものだかよくわかりません。気になって情報収集をしていたところ、テーブルウェアフェスティバルの広告に同じような陶器が掲載されているのを見つけ、ようやくポーランド食器だということが判明したのだそうです。その後、よしきさんは写真撮影用のテーブル小物をリースする会社に勤務。ポーランド食器だけでなく、ヨーロッパ各地の食器に対する造詣を深めました。
2011年に「おさらや」をスタート。当初は名前のとおりお皿の店で、ポーランド以外のヨーロッパや日本の食器に加え、布や雑貨も置いていました。やがてポーランド陶器の人気が高まると、多くの人々の要望に応える形で、店内がほぼポーランド陶器で埋め尽くされることになったのです。かわいいだけじゃない、とっても使える優れもの
棚にある商品を改めて眺めてみると、どれもかわいくて迷ってしまいます。この中からひとつを選ぶなんて、なかなかできそうにありません。
よしきさんによると、初めて購入するなら、まずは丸っこい形のマグカップがおすすめとのこと。これならお値段も1750円~とお手ごろ。毎日使っていると、どんどん愛着がわいてきそうです。
お皿は小さいものが1枚1000~1500円程度、中ぐらいのものが2000円~。カップとの組み合わせを考えつつ選ぶのも楽しいですね。このボレスワヴィエツ陶器、生地は少し厚めで重くはありますが、なんと食洗機や電子レンジ、オーブンにも使えるのだそう。落としても割れにくく、とても長持ちする優れもの。長く使うつもりで、じっくりお気に入りを選びたいですね。ほかにも気になる商品が
このほか「おさらや」には、箱根の寄木細工のコースター(1500円)や、インドネシア製の木のスプーン(380円~)など、よしきさんがセレクトした選りすぐりの商品も並んでいます。ポーランド食器とともにテーブルを彩ってくれるアイテムも、併せて楽しんでくださいね。
なお、「おさらや」では、同じような商品であっても仕入れ時期のレートによって値段が微妙に異なるものや、売り切れたらもう二度と店頭に並ばないものもあるのだそう。
加えてポーランド陶器はその人気とともに、年々値上がりする傾向にあるとのこと、これは!と思うものを見つけたら、手に入れるのは早いほうがいいかもしれません。※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
文:菅沼佐和子
いかがでしょうか?
非常に優しいタッチで使いやすそうですね。
ぜひこちらのお店でその陶器の良さを実際に感じてみられてください。
吉川利彦がお伝えしました。